取手国際ゴルフ倶楽部は、酷暑で傷みが激しかった西コース(18ホール)のベントグリーンの芝種を転換する改修工事を終了し、11月16日から使用開始した。昨今の酷暑対策として、ベントグリーンを「鳥取県産コーライ芝」へ全面更新。これにより、既存の「つくば産」と共に、全国でも珍しい「コーライ2グリーン」体制へと生まれ変わった。他のゴルフ場からも視察に訪れるなど注目されている。

また、今回の工事ではグリーンの面積を従来の約4000平方メートルから約7990平方メートルへとほぼ倍増させた。

なお、近年トーナメントでも使用している東コースは、2015年のベントワングリーン化改修工事の折、USGA方式に則りグリーン基礎から新しく造成し、新種のベント芝(シャーク種)を採用していて、酷暑でも1グリーンの営業には問題ないとしている。