概況（全国）

全国平均は111.5〜111.6万円で、前月比わずかに上昇（+0.3万円、+0.27%）。年内レンジは**107.8万（1月安値）〜111.8万（9月高値）**で、レンジ上限近辺の小幅推移が続いています。ゴルフホットライン

地域別のハイライト（都道府県平均・月間）

東京：1,022.9万円（10月1,033.7万円→小幅反落、約▲1.0%）。ハイエンド中心の上値一服が確認できます。ゴルフホットライン
茨城：227.2万円（10月225.0万円→続伸）。外縁部の物色は底堅いです。ゴルフホットライン
千葉：234.5万円（10月236.2万円→やや軟化）。年明けにかけた年会費／名変料の改定予定も散見。ゴルフホットライン+1
大阪：141.1万円（10月136.6万円→持ち直し）。関西は総じて横ばい圏ながら、主要府県で下げ渋り。ゴルフホットライン
福岡：152.8〜152.9万円（10月152.3万円→小幅続伸）。九州は高値圏での横ばい推移。ゴルフホットライン

名義書換料・年会費の見直し：年末〜新年度に向け、各クラブで年会費・名義書換料の改定や名変再開／停止、募集施策が相次いで告知されています（例：習志野CC・袖ヶ浦CC・PGM系の改定告知など）。価格そのものだけでなく、保有コストの上振れが意思決定に影響。ゴルフホットライン
11月の具体例：
- 房総CC（千葉）—名義書換料の減額キャンペーン（先着60口、12/1開始）。流動性の底上げ材料。日本橋シントクゴルフ
- サザンクロスCC（静岡）—名義書換料の期間限定値下げ（〜2026/10/7）。新規入会促進。日本橋シントクゴルフ
- レインボーCC（神奈川）—**女性会員の入会緩和（増員・限定枠）**を来年4/1から実施予定。需給の質的変化に注目。日本橋シントクゴルフ
市況感：専門事業者の月次コメントでは**「一服感」**を指摘する声もあり（成約は選別色が強く、都心高額帯は息継ぎ）。※見解記事のため、相場水準の一次データ（上掲の相場表）と併せて判断が無難です。ゴルフ会員権はクオリティーゴルフ

方向感：全国平均は小幅高だが、高額帯（都心）での利食い／買い控えが見える一方、準近郊〜外縁部は底堅さ。
ファンダ要因：名変料・年会費のコスト改定ラッシュが続き、保有コスト織り込み → 指値厳格化 → 成約選別という流れ。
実務の示唆：
- 売却側：高値圏の銘柄は10月比でやや弱含みの地域もあるため、名変料・年会費の改定前に条件提示を整えると交渉優位。ゴルフホットライン+1
- 購入側：キャンペーン（名変料減額）や入会緩和の告知が出ているコースは実質取得コストで優位。11〜12月は案件の動きが出やすいので、**費用総額（会員権価格＋名変料＋年会費）**で比較検討が鍵。日本橋シントクゴルフ